第二回静岡消化器内視鏡フォーラムでの口演

こうだ

2009年06月16日 03:09

 月日の経つのは早いもので、前回のブログを更新してから、あっという間に2週間が経ってしまいました。日々診療に追われているというと格好がよいですが、実のところは6月13日(土)に開催された静岡消化器内視鏡フォーラムで簡単な口演を浜松医大の先生方から依頼されていたため、その準備に追われていました。

 診療が終わって夜な夜な口演の準備をするのは、大学病院に在籍していた時代以来のことです。あの頃は殆ど休みもなく毎晩のように夜遅くまで仕事をしていて、家族の寝顔しか見られないような日々でした。久々にそんな生活をして大学病院勤務時代が懐かしく感じましたが、1週間で体力の限界を痛感しました。

肝心の第二回静岡消化器内視鏡フォーラムは6月13日16時~浜松グランドホテルで県内の大勢の医療関係者が集まって開催されました。私は胃がんの内視鏡診療の問題点について実例を挙げて説明をしました。発表の協力をして頂いた東京の早期胃癌検診協会中央診療所の山本先生、長濱先生のお陰もあり無事に大役を果たすことができました。


聖隷浜松病院、聖隷三方原病院、浜松医大病院の先生方との討論では、開業医としての立場から病院勤務の先生方と内視鏡検査の今後の方向性などについて積極的に意見交換ができました。座長の浜松医大・今野教授による仕切りもあり、全体としては内視鏡検査の進歩や今後の問題点などをいろいろな視点から議論できた有意義な会であったと思います。

 今まで一生懸命にやってきたことが、少しでも地元の医療の発展に結び付くのであれば、今後もこのような会に積極的に参加をさせていただこうと思っております。但し体力が持てばの話ですが..

幸田クリニック


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