
朝晩の寒さもきついシーズンですね。
11月は講演依頼も数回あり、その準備とインフルエンザワクチン接種などで外来がてんやわんやで、結局一度もブログを更新することなく終わってしまいました。
そんな中、先日、歴史ある遠江医学会から学術奨励賞を頂きました。
先の学会で浜松医師会の2011年度の胃がん内視鏡検診についての成績を発表をさせて頂いたところ、このような賞を頂戴することになりました。
夜遅くまでクリニックの院長室にこもってデータをまとめたりしていた甲斐があったということでしょうか。
表彰状など、私の人生の中でもらったのは数回目であり、表彰式ではそれはそれは緊張してしまいました..あまりの緊張に写真を撮るのも忘れてしまいました。
それにしても、ここ数週間のウイルス性胃腸炎の患者の多さにはビックリです。
家族内で連鎖的に感染していくケースが多いです。
もちろん、受診時に手洗いや家族が共通して触る部分の拭き掃除などを徹底していただくようにお願いしていますが、具合が悪くなって受診される時点では、潜伏期間もあるので既に家族に感染してしまっているのかもしれません。
寒くなると毎年のことですが、ノロウイルスを始めとした胃腸炎ウイルスが流行ります。
以前にも書きましたが、この手のウイルスは接触感染で移ります。
インフルエンザウイルスのように、くしゃみなどで飛沫感染するわけではないので、普通に人と話をしたりしている分にはまず移りません。
しかし、手にウイルスがついていて、いろいろなところを触ると、そこにウイルスがついて別の人が触った時に手についてしまします。
まずは
感染した人が手洗いを徹底してくれることが何より大事です。
それから、
今季のインフルエンザワクチン接種は現在、予約を頂いている分をもちまして終了となりました。
今のところ当院の近辺ではインフルエンザが発生したという報告は聞いておりませんが、毎年、年末年始で人の移動が盛んになると全国にインフルエンザの発生例が増えます。インフルエンザも手洗い、うがいの励行が大事です。
みなさん、感染予防に努めましょう。