
新年明けましておめでとうございます。
今年も昨年同様に丁寧に診察をしていくことをモットーに、皆様から信頼して頂ける理想のクリニック像を目指してスタッフ一同努力していきます。
最近、特に感じるのが検査で異常がなかったにも拘らず調子が優れない方たちが、ストレスが原因と決めつけられ、精神安定剤や抗うつ薬のようなものを服用して、余計に調子を崩して来院されるケースも多く経験します。また、殆ど効果がないにも拘らず、何年も胃薬のような同じ薬を漫然と服用されていて相談に来られるケースも見受けられます。
従来の、西洋医学的診断手法は、がんや潰瘍、炎症(肺炎など)といった局所的異常を捉えることには優れていますが、自律神経失調のように全身に様々な症状が出てくるような場合には、その異常を感知できずに精神科的アプローチに頼るところがあります。本来、自律神経失調のような病気は漢方治療の得意とするべきところなのです。東洋医学的診断・治療効果を客観的に評価するために、当院では
ナノパルスという機器をを導入しています。当院で導入した
ナノパルスは、自律神経の状態を客観的に判断することができる、従来にはないタイプの新しい医療機器です。最初は診断結果を疑ってかかっていましたが、幾つかの異常パターンと自覚症状が一致することが判り、大変重宝しております。
内視鏡検査だけはして、異常がないと治療もしてくれないという医療機関への苦情を日常から大変多く耳にします。検査をさせて頂く以上
、「検査で異常がなくても症状が少しでも改善するようにあらゆる手段を用いて治療をしていく」そんな思いを今年一年も持ち続けていきたいと考えています。
当院での新型インフルエンザワクチン接種は順調に進んでおり、
1月12日以降には小学4年生~高校生のワクチン接種を開始する予定です。現状では未だワクチンには限りがあります。ご希望の方は1月4日以降お電話でお問い合わせ下さい。なお、混乱を招きますので、他院との重複予約はご遠慮頂きますようよろしくお願いいたします。
日程的ものは当院で多少調節させていただく場合があります。予めご了承下さい。
幸田クリニック