
東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
また、被災地で物資が不足している中、診療に携わっている医療関係者の皆さん、本当に御苦労さまです。何か支援できることがあればと日々考えているところです。
今のところ当院ではエアコンの電源を切って診療していますが、通院患者の皆さまからはきちんと御理解を頂いて殆ど苦情も出ないでおります。さすがに今日は午前中足が冷えましたが、被災地におられる方々のことを思えば少々のことは我慢をして診療をせずにはいられません。
さしあたって、当院では浜松医師会を通じて義援金を送ることといたしました。災害地では数多くの病院や診療所が壊滅的な打撃を受けているということであり、少しでもその復興の手助けになればと思っております。

巷では日用品の流通不足が報道されていますが、医療においては
内視鏡機器の洗浄液が不足しております。それは洗浄・消毒液の製造元である製薬メーカーの工場が被災をしたためです。当院ではストック分で4月上旬までの検査はできますが、現在のところその後の代用薬品について何とか手配中です。
そのため、
4月中旬に予約していた患者さまには、現状検査を行うことが確約できないため、4月上旬への予約変更をお願いしております。
また、
今後は代用薬品が手に入ったとしても、皆さまに安心して検査をお受け頂くための洗浄・消毒の状態を維持するには、今までよりも時間がかかるため、一日の検査件数を減らさざるを得ない状況になります。
浜松市においては、4月から胃がん検診が従来のバリウム検査と内視鏡検査の選択制になるため、内視鏡検査の需要増加が見込まれていますが、当面予約面での混雑が予想されます。
何卒、流通事情をご理解頂きますよう、宜しくお願い致します。
幸田クリニック