お陰さまで12月2日をもちまして、当院も開業して5年が経過しました。
開業するときに1歳だった子供も、来年の4月から小学校に通うようになるかと思うと、時の経つ早さに怖さを感じてしまいます。こんな調子だと、あっという間に50歳を迎え、あれよあれよという間に60歳・70歳になっていきそうです。
東京から浜松に戻ってきて、やりたくてもできなかった医療を実現したいと、もがき苦しんだ5年間だったかもしれません。それでも、患者さまからは、「先生に会って話をして安心しました。少し良くなった気がします。」などと言ってもらえることがあります。
薬を使ったわけではなく、お会いして病状を聞き、診察をして、病状の説明をして、そんな最後にそのように言ってもらえることが何より嬉しい瞬間です。
20歳台、30歳台の頃は、内視鏡を武器として戦っていた時で、この手の話は何を言っているのか正直わからない感じでした。今になってやっと医療というものが何なのか少しだけ見えてきたような気がします。薬を使うわけではなく、メスを使うわけではなく、患者さんと対話をすることで患者さんがよくなっていく、そんな経験ができただけでも開業をしてよかったとつくづく思います。
当院は患者さまからも、診断をするための新しい機器が揃っているので安心感があるなどという感想も頂いていますが、医療機器に頼るだけではない医療をこれからは目指していかなくてはいけないと思います。
これからの5年間は医療機器を使いこなしながら、それだけに頼らない独自のスタイルを作っていこうと思います。
幸田クリニックが、皆さまの健康増進のためのお役に立てれば、これからも幸いです。これからも宜しくお願い致します。

それから、当院の心優しいスタッフの皆さんが、外来の待ち時間が生じてしまった際に、患者さま達が少しでも時間を有効に使って頂くため、フットマッサージャーをプレゼントしてくれました。
実際に使ってみましたが、とっても気持がよいです

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待ち時間がないことが一番ですが、
来院された際、待ち時間が生じてしまっているときには、遠慮なく使ってみてください。
幸田クリニック