2010年03月01日
炭酸ガスによる内視鏡はやっぱり楽!
2月に入って、嘔吐・下痢の風邪も多く、何かと忙しいためにしばらくブログが疎かになってしまいました。何とかホームページの掲示板は対応しているのですが、ブログとなるとネタを探している時間が足りません。あっという間の3月突入で、嘔吐・下痢も一段落し少し余裕ができましたので久しぶりにブログを更新します。去る2月26日(金)にホテルオークラ浜松で行われた浜松内視鏡治療研究会に参加してきました。秋田赤十字病院の山野先生の講演を拝聴いたしました。山野先生はテレビによく出演されている工藤進英先生のお弟子さんで日本屈指の大腸内視鏡医の一人です。
その中で炭酸ガスによる内視鏡の話が出てきましたが、炭酸ガスを使用するだけで大腸内視鏡検査の苦痛が相当に軽減されること、炭酸ガスを使っても呼吸機能に障害がなければ安全性が高いことが示されました。今後も自信を持って炭酸ガスによる大腸内視鏡検査を行っていきたいと思っています。
私のような一開業医には科学的証明はできませんが、今まで数多くの大腸内視鏡検査を担って来ましたが、炭酸ガスを導入してから患者さまからビックリされることが本当に多くなりました。大腸内視鏡検査で内視鏡を挿入する際の痛みは技術的にカバーできますが、従来は観察する際に腸内にガスが多く入ることはどうすることもできませんでした。
炭酸ガスが検査後吸収されたり、腸液内に溶解してしまうことでガスが腸内から消えて、おならを出さなくてもお腹が張らなくなってしまうのです。炭酸ガスを導入した現在は、検査中は勿論のこと検査後の苦痛を訴える方も殆どいなくなりました。安全性に関しても、炭酸ガスを導入して昨年は約300件超の大腸内視鏡検査を行いましたが、炭酸ガスによる患者さまへの不具合は一例もありませんでした。
最近では、
「検査後に本当に検査をしたんですか?これから始まるかと思っていたのに..」
とおっしゃる方が本当に多くなりました(検査では鎮静剤を少量使っています)。
何を隠そう私も今年の1月30日(土)に内視鏡検査を行いました。胃と大腸の内視鏡検査を炭酸ガスで行いましたが、お腹の張りが全くないので、検査の1時間後には検査を担当してくれた山本先生と一緒に浜松駅で寿司を食べていました

内視鏡検査の結果は何ともなし。今年も元気よく診療ができそうです。
炭酸ガスによる内視鏡検査の素晴らしさは内視鏡検査へのこだわり②で触れています。是非ご覧ください。
幸田クリニック
2010年02月05日
今年も来ました! 花粉症の季節
今年も花粉症のシーズンが到来しました。
毎年、花粉症に悩まされている私としては2月から5月のGW明けまで、気の許せない日々が続きます。特に夜寝ている時の鼻づまりは大敵で、眠れないと次の日の診療に影響しますので、毎年自分なりに治療法を少しずつ改良して何とか乗り超えております。
花粉情報協会による予測では浜松市近郊は2月上旬(聞くところによると10日前後)から本格的な飛散が始まるようです。

そんな花粉症に毎年悩まされている方々に多少の朗報です。
今年は昨年に比べれば随分とスギ花粉飛散量は少なくなりそうです。
浜松市に限らず、昨夏の冷夏のおかげで今年は飛散量が少ないようです。ただし、油断は禁物。
飛散量が少ないからと言ってゼロではありません。アレルギーがある人にとっては、飛散量が少なかろうと症状が出るときには出てしまいます。今年もマスク等できちんと予防をしましょう。
それから3月になれば偏西風に乗って黄砂が飛来します。これもアレルギー症状を助長します。黄砂の飛来量の多い日にはアレルギー症状が出やすいというのは、事実のようであり個人差はありますが、車のフロントガラスに黄砂が付いているような日には要注意です。
今年も当院では抗アレルギー薬と漢方薬など、幅広いラインナップで花粉症治療をしていきます。眠気などが少ない安全性重視の方、症状が強いときに効果と即効性重視の方、その両方のバランスが取れた治療をお望みの方など、皆さまのご希望にできるだけ沿った治療を提供しております。お気軽にご相談ください。
最後に、新型インフルエンザワクチンは、現在希望者の方にはどなたでも接種できる状態になっております。
国内産ワクチンのみで、当院では2/20まで接種を予定しておりますが、予定数に到達し次第、予約を打ち切らせて頂きます。ご希望の方はお早めにお申し込み頂きますよう宜しくお願いいたします。
幸田クリニック
毎年、花粉症に悩まされている私としては2月から5月のGW明けまで、気の許せない日々が続きます。特に夜寝ている時の鼻づまりは大敵で、眠れないと次の日の診療に影響しますので、毎年自分なりに治療法を少しずつ改良して何とか乗り超えております。
花粉情報協会による予測では浜松市近郊は2月上旬(聞くところによると10日前後)から本格的な飛散が始まるようです。

そんな花粉症に毎年悩まされている方々に多少の朗報です。
今年は昨年に比べれば随分とスギ花粉飛散量は少なくなりそうです。
浜松市に限らず、昨夏の冷夏のおかげで今年は飛散量が少ないようです。ただし、油断は禁物。
飛散量が少ないからと言ってゼロではありません。アレルギーがある人にとっては、飛散量が少なかろうと症状が出るときには出てしまいます。今年もマスク等できちんと予防をしましょう。
それから3月になれば偏西風に乗って黄砂が飛来します。これもアレルギー症状を助長します。黄砂の飛来量の多い日にはアレルギー症状が出やすいというのは、事実のようであり個人差はありますが、車のフロントガラスに黄砂が付いているような日には要注意です。
今年も当院では抗アレルギー薬と漢方薬など、幅広いラインナップで花粉症治療をしていきます。眠気などが少ない安全性重視の方、症状が強いときに効果と即効性重視の方、その両方のバランスが取れた治療をお望みの方など、皆さまのご希望にできるだけ沿った治療を提供しております。お気軽にご相談ください。
最後に、新型インフルエンザワクチンは、現在希望者の方にはどなたでも接種できる状態になっております。
国内産ワクチンのみで、当院では2/20まで接種を予定しておりますが、予定数に到達し次第、予約を打ち切らせて頂きます。ご希望の方はお早めにお申し込み頂きますよう宜しくお願いいたします。
幸田クリニック
2010年01月20日
新型インフルエンザワクチン接種のお知らせ
年明けからは新型インフルエンザ患者さんの受診も減り、比較的平和な日々ですが、今後2月~3月にかけて再流行の予測も出ており、未だインフルエンザにかかっていない人はワクチン接種をしておくことも考えておいたほうがよいかもしれません。当院でも国からの指示に従い優先順位ごとに接種が進んでおり、1/18(月)からは65歳以上の方の希望者は誰でも接種できるようになっております。
さらに、当院では2月1日(月)から残りの19歳以上64歳以下の方の接種を開始する予定です。疾患等に関わらず、希望者であれば誰でも接種が可能です。
当院では国内産ワクチンのみの取り扱いとしているため、接種人数は限られることになると思いますが、ご希望の方はお早めにご予約ください。
2010年01月01日
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。今年も昨年同様に丁寧に診察をしていくことをモットーに、皆様から信頼して頂ける理想のクリニック像を目指してスタッフ一同努力していきます。
最近、特に感じるのが検査で異常がなかったにも拘らず調子が優れない方たちが、ストレスが原因と決めつけられ、精神安定剤や抗うつ薬のようなものを服用して、余計に調子を崩して来院されるケースも多く経験します。また、殆ど効果がないにも拘らず、何年も胃薬のような同じ薬を漫然と服用されていて相談に来られるケースも見受けられます。
従来の、西洋医学的診断手法は、がんや潰瘍、炎症(肺炎など)といった局所的異常を捉えることには優れていますが、自律神経失調のように全身に様々な症状が出てくるような場合には、その異常を感知できずに精神科的アプローチに頼るところがあります。本来、自律神経失調のような病気は漢方治療の得意とするべきところなのです。東洋医学的診断・治療効果を客観的に評価するために、当院ではナノパルスという機器をを導入しています。当院で導入したナノパルスは、自律神経の状態を客観的に判断することができる、従来にはないタイプの新しい医療機器です。最初は診断結果を疑ってかかっていましたが、幾つかの異常パターンと自覚症状が一致することが判り、大変重宝しております。
内視鏡検査だけはして、異常がないと治療もしてくれないという医療機関への苦情を日常から大変多く耳にします。検査をさせて頂く以上、「検査で異常がなくても症状が少しでも改善するようにあらゆる手段を用いて治療をしていく」そんな思いを今年一年も持ち続けていきたいと考えています。
当院での新型インフルエンザワクチン接種は順調に進んでおり、1月12日以降には小学4年生~高校生のワクチン接種を開始する予定です。現状では未だワクチンには限りがあります。ご希望の方は1月4日以降お電話でお問い合わせ下さい。なお、混乱を招きますので、他院との重複予約はご遠慮頂きますようよろしくお願いいたします。日程的ものは当院で多少調節させていただく場合があります。予めご了承下さい。
幸田クリニック
2009年12月19日
年末年始の休診のお知らせ
年内の診療は12/28(月)午前までとさせて頂きます。明けて年始からの診療は1/4(月)より通常通り行います。ご承知おき下さいますよう宜しくお願いいたします。
休診:12/28(月)午後~1/3(日)まで
幸田クリニック
2009年12月06日
お陰さまで4周年
お陰さまで、12月2日に当院も4周年を迎えることができました。私自身、開業までは東京の大学病院で勤務していたため、地元に全く患者さまがおらず、本当の意味でゼロからのスタートでした。当初は不安の続く日々でしたが、大学病院勤務の時代に抱いていた医療に対する矛盾を改善することを信念として、患者さまの笑顔や心を開いてくれる姿を心の支えとしてやってまいりました。中には医療不信があって、当初は厳しいことを言われた方々も今では心を開き信頼して戴いて通院してくれているなと感じる患者さまも多々いらっしゃいます。現在、医療に限ったことではないかもしれませんが、物事への信頼感が揺らいでいる時代だと思います。だからこそ、真面目に真摯に皆様からの信頼を受けられるようなクリニックにしていきたいと切に思います。医療は効率を求めると質が低下します。例えば、内視鏡検査では、決して多くの予約を入れることなく、一人一人の不安や恐怖心に丁寧に対処するように心掛けています。そういった姿勢は今後も継続していこうと思っています。待ち時間が長くなったり、内視鏡予約が1カ月先になったりして、ご不満の方もおられるかもしれませんが、丁寧に診療をするためにはそうしていくしか方法はありません。「幸田さんのところは混んでいるけど、ちゃんと診てもらえるよ」と言って戴けるようにこれからも真面目にコツコツやっていくつもりです。
先日、12月2日は早じまいをさせてもらいましたが、4周年記念パーティーを開かせて戴きました。これは開業以来、ずっと勤務してくれている当院のスタッフや途中から加わってくれたスタッフ、色々な情報提供をして日々頂いている製薬メーカーや医療品卸メーカーの方々への感謝の気持ちを込めて開きました。毎日の診療はそういった多くの方々に支えられているからこそ出来ていると思っております。そういった中、報告が遅れましたが、当院は11月より
医療法人松濤会 幸田クリニック
と名称変更となりました。名称が変更されたからといって、何ら日常の診療には変わりはありません。 引き続き医療法人松濤会 幸田クリニックを宜しくお願い致します。
幸田クリニック
2009年12月04日
漢方薬が病院で処方できなくなる? その1
先日までは連日のように事業仕分けのニュースが報道され、民主党政権になって政治が変わっているという実感が湧いています。蓮舫参議院議員の鋭い質問に官僚の方たちがタジタジになっている様子ばかりがクローズアップされていますが、いろいろな事業の無駄が省略されていく様子は、税金を納める一般国民からすれば「徹底的にやってくれ!!」と思うところで、今後打ち出された方針が予算編成の上で実現するよう見守りたいところです。そんな中、我々医療業界にとって、大きな問題も議論されました。漢方薬の処方を保険診療から外すというものです。来院患者の半数以上の方に漢方薬が処方されている当院にとっては、それらが処方できなくなるかもしれないということで重大な問題となります。外されることになった要因というのは、「万人が効果が得られない薬であるから云々..」などと理由付けされていました。
漢方医学は現在、大学医学部の教育カリキュラムに組み込まれており、これから再興が行われようとしている段階です。海の向こう米国では、日本以上に漢方に対する興味や臨床的データが大きな学会で取り上げられ発表されています。世界的にも西洋医学一辺倒では行き詰まりを感じており、何かそこを打開するツールが模索されているのです。そこで注目されている一つが漢方薬なのだと思っています。実際に処方をしていて、同じ薬が万人に効かないのは確かにその通りです。漢方薬は体質や症状などから「証」と呼ばれる状態を判断して処方を決定していきます。決して西洋医学のように病名を決めてから治療をする訳ではないのです。
胃が痛いと言って受診された方が、内視鏡検査で何も異常がないと、病名が付かずに幾ら痛くても治療が進まない..というケースは山ほどあります。当たり障りのない胃薬だけを処方されて、「症状も改善せずに何年も服用している」、または「治らないので何件も病院を変えて受診している」、といった方を開業以来どれだけ診てきたことでしょう。それらの患者さんは決まって西洋医学的治療しか受けてこられていない方です。そんなそんなときに、視点をかえて漢方治療の観点からみると、沢山の異常がありそれに沿って治療を行うことで、症状を軽快させることが出来るのです。勿論、全員という訳には行きませんが..
私に言われせれば、効果が出ないにもかかわらず、「そのうち治るでしょう..」とか「気のせいでしょう..」といわれて、何年も薬を継続して服用していること自体が無駄な気がしますが如何なものでしょう?
2009年11月27日
診療時間の変更のお知らせ
2009年11月23日
新型インフルエンザワクチン接種開始のお知らせ
当院でも新型インフルエンザワクチンが微量ですが入荷してきたため、当初の予定通り持病のある最優先接種者の接種を11月24日から開始いたします。主な接種者は当院に定期通院されている方で、
・気管支喘息のコントロールが不良な方
・慢性呼吸不全で酸素吸入などをされている方
・糖尿病でインスリンを自己注射している方
・慢性腎不全が進行している方
・潰瘍性大腸炎でステロイド治療を行っているか行う可能性のある方
・抗がん剤治療中の方
などが対象です。
また、他院に通院されていても、そこでワクチン接種ができないために優先接種者証明書を発行されて既に提出されている方も対象となります。
小学校3年生以下の接種については、今のところ予約を受け付けられない状況です。当院は接種可能施設ですが、ワクチン確保の見込みが立ちません。ワクチンの入荷が確認できた段階で、お知らせをする予定です。ご不便をおかけしますが、もう暫くお待ちくださいますようお願い申し上げます。
幸田クリニック
2009年11月18日
東京での講演を終えて
東京近郊から病院の内視鏡室などに勤務されている30名余りの看護師の方々が集まりました。日頃の業務で分からないところや、不安・不満に思っているところなど、皆さん熱心に講演に耳を傾けてくれました。午前中の2時間を私が担当し、午後の3時間を自治医科大学の牛尾先生が担当しましたが、私は今年で4年目ということもあり、やっと余裕をもって話をすることができたように思います。講義後のアンケートで、「大変満足した」「満足した」という方が全体で70%超という大変嬉しい結果を頂きました。
開業をして医師一人でやっていると、日頃いかにスタッフの皆さんに助けられて診療をしているかよく分ります。特に内視鏡は看護師さんと医者との連携や意思の疎通が大事な分野なので、今後内視鏡を専門とする看護師が数多く輩出されるよう、少しでも力になれるうちは協力をしていきたいと思っています。
参加して頂いた方々の中から幸田クリニックで働きたいです..なんていう方が出てきてくれたら嬉しいんですけど.. このブログを見てぜひ一緒に仕事をしたいという方、大歓迎ですよ~。
余談ですが、ご参加の皆さんはほぼ全員が新型のインフルエンザワクチン接種を終えられているようでした。当院では私(医師)と看護師以外の分のワクチンがやっと届き、これから接種をしようという段階です。さすが東京近郊は流れが速いと感心しました。
幸田クリニック
2009年11月13日
新型インフルエンザワクチン~末端の診療所の窮状
私のクリニックのある浜松市南区でも新型インフルエンザと思われるA型インフルエンザの方が急増してきました。それとともに、新型インフルエンザワクチン接種に関する問い合わせも急増しています。本日のお問い合わせの内容の中に、
今日の朝刊に11月16日から小児の新型インフルエンザワクチンの予約が開始されるということですが本当ですか?
というものがありました。
私も11月に入って余分なことを言ってはいけないとブログも更新せずにいましたが、このときばかりは奥歯が歯ぎしりで欠けてしまいそうになりました。質問をして頂いた方に対してということではありません。今回のワクチンの供給体制に対してです。
マスコミでは新型インフルエンザ接種が始まったといって、接種している映像が盛んに流れていますが、一番最初に接種を許された医療従事者でさえワクチンが接種できていない方が大勢いる状況なのです。ワクチンの供給は一番最初の段階から後手を踏んでいるのです。
病気を持った方への接種についても、浜松市では各医療機関毎に、10月26日までに通院患者さん中から早急に接種が必要な患者数を提出しています。当院では最優先接種者分として35名分をお願いしていますが、11月20日までに納入されてくるワクチンは22名分で不足分の納入は未定との回答を頂きました。現在、より優先度の高い方から22名分を先に接種すべきか、不公平をなくすため35人分が揃ってから接種すべきか検討しているところです。
そんな折に小児の接種を内科で少しでもやってもらえないかという提案がありました。当院は小児科を標榜しておりませんが、小学生以上の年齢であればインフルエンザかどうかなどの日常診療は行っております。数少ない小児科が大勢のインフルエンザ患者の対応でパンク状態となっており、その混雑を少しでも解消すべく行っているものです。
そういった背景もあって、当院では健常な小児に対するインフルエンザワクチン接種を行うことを決めました。しかし、小児に接種する分のワクチンの入荷が全くもって不確定な状況なのです。そんな折に今回の報道があったのです。
私は心から不思議に思います。
なぜ、ワクチンが足りていない現状をもっときちんと報道して頂けないのでしょうか。
こういった思いは当院だけではなく、少なくとも浜松市ではすべての医療機関で同様だと思います。
この際だから言いますが、他にも疑問は山積みです。
ワクチンがいつどの程度入荷されるか、どうしてもっと事前に連絡してもらえないのでしょうか?
なぜワクチンが足りないことを判っていながら予約を開始するなどという情報をマスコミに公表するのでしょうか?
ただでさえ日常の診療に差支えが出るほど混乱しているのに、さらに混乱を招くようなことをするのでしょうか?
私も5歳と9歳の子供の親です。大事な子供にワクチンを接種してあげたい気持ちは解ります。しかし、我先にと皆さんが動けば混乱が余計に拡がるのです。騒いでも喚いてもワクチンは絶対的に不足しているのです。どうしてワクチンが足りないんだ!という憤まんやり方ない思いは我々医療従事者も同じです。私たちがどこかに隠し持っている訳ではないのですから。
現状ではインフルエンザにかからないよう予防を徹底したり、かかってしまった疑いがある場合にどこの病院に連れていくのかといったことをきちんと家族で話し合っておいて頂くことのほうが現実的ではないでしょうか?
ワクチンは小学3年生以下のお子様であればいずれ接種できるようになります。2月頃やってくるという新型インフルエンザワクチンの流行(第二波)に向けて接種ができていればよいと思われます。今は一刻を争うような状況では決してないのです。
一部の報道によって医療の現場がこれ以上混乱しないことを望んでやみません。どうかこの長い文章を飽きずに読んで頂いた皆さん、どうか冷静に対処してくださるようお願い申し上げます。
幸田クリニック
2009年10月24日
中学生のための救急蘇生講座
今年も10月24日(土)の13時30分~16時30分まで3時間に渡り、中学生のための救急蘇生講座が南陽公民館で開催され、私もお手伝いに行ってきました。午後を休診としましたので、来院された方にはご迷惑をおかけしたかもしれません。
今年も東陽中学と南陽中学から二十数名の生徒さんが参加してくれました。浜松市消防局南消防署白脇出張所の澤木消防士長の指導のもと、皆さん一生懸命救急蘇生の勉強をしてくれました。


体外式心臓マッサージやAEDの使用方法を何度も繰り返し練習する中で、最初は怖々やっていた生徒さんたちも徐々に積極的に参加をしてくれるようになりました。
カラオケを歌っている訳ではありませんよ。
澤木消防士長の計らいで最後に総括をさせて頂きました。
今日参加した中学生の人たちが実際の場に居合わせたときに、積極的に何か手伝えることがあれば手伝おうという気持ちになってくれたらと願うばかりです。毎回思うことですが、もっと大勢の中学生や高校生を対象に、学校の授業などの一環としてこういった勉強会を行い、救急の現場に居合わせた際に怖がらず手を貸してくれる大人になってくれたら..と思うのは私だけでしょうか。
幸田クリニック
今年も東陽中学と南陽中学から二十数名の生徒さんが参加してくれました。浜松市消防局南消防署白脇出張所の澤木消防士長の指導のもと、皆さん一生懸命救急蘇生の勉強をしてくれました。
澤木消防士長の計らいで最後に総括をさせて頂きました。
今日参加した中学生の人たちが実際の場に居合わせたときに、積極的に何か手伝えることがあれば手伝おうという気持ちになってくれたらと願うばかりです。毎回思うことですが、もっと大勢の中学生や高校生を対象に、学校の授業などの一環としてこういった勉強会を行い、救急の現場に居合わせた際に怖がらず手を貸してくれる大人になってくれたら..と思うのは私だけでしょうか。
幸田クリニック
2009年10月21日
新型インフルエンザワクチンについて
浜松も様々な小中学校で学級閉鎖が出てきており、新型インフルエンザの流行の兆しがみえています。南区にある当院にもそれらしき方が来られていますが、12時間以上経過した時点で迅速診断キットで陰性という場合が多く、新型インフルエンザと確定される人はさほど多くありません。当院では発熱している方はマスク着用の上、一般の方とは別の待合で待つ仕組みとなるように院内感染予防対策を行っております。さて、最近はインフルエンザワクチンの情報ばかりになっていますが、いかに私どものクリニックがこれらのことに振り回され、混乱した毎日になっているかを物語っております。現在は、新型インフルエンザワクチンの基礎疾患のある最優先接種者・優先接種者の絞り出しをカルテから行っており、昨夜もスタッフ総出で仕分け作業に追われております。それらの人数を週明けまでに提出しなさい、と今週になって一方的に言われました。日本の予算のように概算でザックリと出してよければよいのですが、ただでさえ足りないと言っている状況なので、少しでも正確な数字を出せるよう作業を進めている状況です。なぜもっと早くこういったことを決めてくれないのか..という思いもありますが、患者さんのためにも申請した分のワクチンはきちんと回してくれるよう祈るばかりです。
10/19(月)から医療従事者向け接種が始まったという報道が流れていますが、当院には10月21日昼の段階でワクチンすら入庫されていません。しかも、当面のところ入庫予定のワクチンは、スタッフの数に満たない本数で全員には接種できない状況です。こんなことで、今後順次ワクチン接種が滞りなく行われるのか大変不安な気持ちです。ワクチン自体がなければ、いくら接種をしてあげたくてもできないのですから.. 接種が始まったという報道だけではなく、接種が始められない施設の報道もきちんとして欲しいものです。医療現場をこれだけ混乱させているのですから、様々な情報をとにかくオープンにして各施設で何らかの手立てを打てるようにしてもらいたいものです。
皆さんから大変多くのお問い合わせを頂きますが、現状で新型インフルエンザワクチンの予約は優先接種の患者さんでさえできない状況です。何卒ご理解ください。私どもが主導で行うことができないことですので、その点につき何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
尚、当院は優先接種者以外の一般接種者の方にも新型インフルエンザワクチン接種ができる機関となっています。当面は優先接種が対象になりますので一般接種希望者は接種することができませんが、厚労省からの指示で接種が可能な段階になれば、予約業務の開始を当ブログでもお知らせ致します。
幸田クリニック
2009年10月07日
休診のお知らせ
10月の診療時間の変更がありますので、ご確認くださいますようお願いいたします。10月21日(水) 18時まで
(研究会出席のため)
10月24日(土) 午後休診
(中学生のための救急蘇生講座出席のため)
幸田クリニック
2009年10月05日
インフルエンザワクチン予約終了のお知らせ
10月2日から予約を開始したインフルエンザワクチンですが、大変多くの皆様からご予約を頂き、予定数に到達してしまったため、本日をもってワクチン接種の予約業務を打ち切らせて頂きました。今後は、キャンセル待ちが出た場合に接種できるよう対応をさせて頂きます。現在、キャンセル待ち数が50名程いらっしゃる状況です。接種をお考えになっていた皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、元々の入荷本数に限りがあるという状況をご理解の上、何卒ご容赦下さいますようお願いいたします。
2009年10月03日
インフルエンザワクチン予約状況
緊急告知!
10月2日から開始した季節性インフルエンザワクチンの予約状況についてお知らせ致します。
この2日間で大変沢山のご予約を頂き、残り数十人分となってしまいまいた。当院としても予想を遙かに上回るペースでの予約状況に驚きを感じております。この状況だと、来週早々にも予約を締め切らざるを得ない状況です。小学生以下のお子様など2回接種が基本となる方の予約は2回目のワクチンの確保が困難となるため、本日で締め切らせて頂きました。
締め切り後は、キャンセルが出る可能性があるので、キャンセル待ちなどの対応はしていく予定です。
これは当院における状況であり、全ての医院で同じ状況とは限りませんが、配布されるワクチン数に限りがあるため、ご予定の方はお早めに予約を確保されておくことをお薦め致します。
幸田クリニック
10月2日から開始した季節性インフルエンザワクチンの予約状況についてお知らせ致します。この2日間で大変沢山のご予約を頂き、残り数十人分となってしまいまいた。当院としても予想を遙かに上回るペースでの予約状況に驚きを感じております。この状況だと、来週早々にも予約を締め切らざるを得ない状況です。小学生以下のお子様など2回接種が基本となる方の予約は2回目のワクチンの確保が困難となるため、本日で締め切らせて頂きました。
締め切り後は、キャンセルが出る可能性があるので、キャンセル待ちなどの対応はしていく予定です。
これは当院における状況であり、全ての医院で同じ状況とは限りませんが、配布されるワクチン数に限りがあるため、ご予定の方はお早めに予約を確保されておくことをお薦め致します。
幸田クリニック
2009年10月02日
本日からインフルエンザワクチンの予約を開始します
新型インフルエンザのワクチン接種に関しても、やっと厚生労働省からいろいろな発表が出てきました。それでも、接種できる場所などは未だ決まっておらず、我々町の診療所に新型ワクチンが運ばれてきて、近くの診療所で接種できるのか、それとも公共的病院のみしか接種できないのかなど、不明点も多々あり未だ皆様にきちんと報告ができない状況にあります。さて、10/2(金)から季節性インフルエンザワクチン(従来の毎年接種するもの)の予約を開始致します。今年は、新型インフルエンザワクチン製造に途中から製造ラインが切り替わった関係で、例年の7割程度しか生産量がなく不足が予想されます。当院でも昨年比較で70-80%程度の入荷量になる見込みです。それでも、700人余の分は確保できています。慌てる必要はありませんが、接種をご希望の方はお早めに電話予約をお願いいたします。
接種開始日は10/14(水)からで、現状予約は11/14(土)までとさせていただいております。それ以降の予約はワクチン確保の面からお約束できないため現状ではお断りさせて頂いております。予めご了承ください。
インフルエンザワクチン予約電話 053-426-2000
幸田クリニック
2009年09月26日
風邪には葛根湯はウソ?
秋らしい季節となり、朝夕の気温が低くなっているせいか、風邪の患者様が多くなっています。中には体温が36度台にもかかわらず、インフルエンザかもしれないから検査をしてほしいという方もいます。いくら、新型インフルエンザが熱があまり出ないからといって、37度以下でインフルエンザを疑うというのは些かマスコミに脅かされすぎている印象もあります。検査の結果を報告しないと、職場や学校に行けないといわれてしまうと迅速検査は行っておりますが..
風邪が多くなってくると、置き薬で葛根湯があったので3-4日服用していたけれども、全く効かないので病院に来ました..という方がいます。やっぱり漢方薬は効かないね~といわれると、ちょっと複雑な気分です。
「風邪には葛根湯」とは誰が言ったかは知りませんが、葛根湯は時期を選んでうまく服用すれば、とてもよく効く漢方薬なのです。問題は時期と服用法にあります。
まず、時期ですが、風邪の初期で背筋~首筋にかけて軽く寒気がするような時期に限定されます。熱っぽくて全身がじっとり汗ばんでいるような時期には、いくら飲んでも効きません。
それから服用法ですが、葛根湯は一発療法の薬ともいわれ、何日も飲むのではなく、数時間でケリをつける薬なのです。個人差があるので推奨はできませんが、私が使う場合には、1回服用量を白湯で10分間隔位でガンガン服用していきます。3-4包飲んで体がポカポカしてきたら、熱いお風呂に10分位入って一気に布団に直行します。そうすると、絞れるくらい汗がびっしょり出て、熱も下がり気分もすっきりしてしまいます。不思議とその後は熱が出ることもありません。
葛根湯というのはもともとストライクゾーンの狭い薬だと思います。風邪の初期でも寒気が来ないような風邪にはあまり効きません。もう少しストライクゾーンの広い漢方薬として参蘇飲や麻黄附子細辛湯といった漢方薬があります。置き薬としておくなら、そちらの方がお勧めかもしれません。でも効き目は葛根湯には敵いません。葛根湯が効いたときには本当に一晩で風邪が治ってしまいます。何を隠そう私は昨日の夜、風邪で発熱をして今日仕事ができるのか心配でしたが、葛根湯を服用して一晩でケロっと治ってしまいました。
よく週末が旅行だからそれまでに何とか治したい..といって来られる方もいます。風邪の初期で寒気があれば、葛根湯を重ね飲みしてドバっと汗をかけば一晩で治せるかもしれません。但し、私が行っている服用法は添付文書には書かれていませんので、その点はご了解ください。
幸田クリニック

